推しの本 2023年上期読書ログ
こんにちは、sinoです。
さて、もう上半期が終わりますね。人々は今年に入ってから何かを為し得ましたか?今日が駄目な人間は明日も駄目です。人間は簡単には変れません。買われるのが昨今一部若い女の人の間で流行ってるそうですが。
さて、二重の意味で本題に入って、今年に入ってから読んだ本の備忘録を残したいと思います。
別にログをとっていた訳ではないので、厳密に今年読んだ本ではない点と、面白かった本だけ上げているので、全部を網羅している訳ではない点はあしからず。
なお、去年の分は一つ前の記事にあります。
去年の記事では、何も区別せず18禁も順不同で並べていましたが、今回は最後にまとめておきます。万人にやさしいコンテンツ化。
あと、今回は説明文をキャッチ風にはしないです。
◆『新世界より』(貴志 祐介)
アニメを視聴済みですが、小説でも読みました。
面白いので、何らかで触れてみてほしいですね。漫画版は読んでないので原作に則っているかは知りません。
◆『ガーンズバック変換』(陸 秋槎)
新進気鋭の中国人作家の短編集。
私はチョムスキーの「色のない緑の考えが猛烈に眠る "Colorless green ideas sleep furiously"」を題材とした「色のない緑」が好きです。これは『アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー』にも掲載されているので、好きな方で読んでみてください。
◆『暗号学園のいろは』(漫画:岩崎 優次 原作: 西尾 維新 )
週刊少年ジャンプで連載中の暗号バトル漫画。
原作が西尾維新なのでそういうことです。
リポグラム回で、翻訳家が匙を投げたらしい(そりゃそうだ)。
◆『失はれる物語』(乙一)
こちらも短編集。スニーカー文庫が初出のものが多いので若い人にも読みやすいと思う。
私は穏やかなお話が好きなので「しあわせは子猫のかたち」がおすすめ。
◆『楽園追放 rewired サイバーパンクSF傑作選』(編:虚淵玄 , 大森望)
古今を揃えたサイバーパンク短編集。
『楽園追放』と題されているものの、それを知らなくても全く問題はないです。
『パンツァークラウン フェイセズ』という作品の前日譚が面白かったので、本編も読みたい。
◆『夏とレモンとオーバーレイ』(漫画:宮原 都,原作: Ru )
声優の卵とキャリアウーマンのふれあいを描いた一作。
「第3回百合文芸小説コンテスト」受賞作らしい。
◆『百合小説コレクション wiz』
もうひとつ百合を。
かなり作風に幅がある1冊なので、好きなお話がみつかるかも。
◆『蝶と帝国』(南木 義隆)
末期帝政ロシアを舞台とした作品。
これも百合だわ。
SFと書かれているけれど、その要素はソフトなので読みづらさに繋がることはないと思う。
◆『恋する寄生虫』(三秋 縋)
映画化もされてましたね。行きずりの女に誘われた覚えがあります。見なかったけど。
カバーから受けるイメージに近い内容です。
今見ると、カバーのこれはあれですね。となった。(ネタバレ)
◆『南国カノジョとひとつ屋根のした』(半田 畔)
https://www.amazon.co.jp/dp/4041134544/
褐色ヒロインって可愛い。
質感あるラブコメでもあるので楽しく読める。
これ読んだの多分去年。
斜線堂有紀先生の「一一六二年のlovin' life」は凄く綺麗だし、伴名練先生の「二〇〇〇一周目のジャンヌ」は読んでいて息詰まる力作。
◆『鵺の陰陽師』(川江康太)
つい最近連載が始まった怪作。
褒め言葉として極上のクソ漫画。
ジャンプ打ち切り界隈に明るい人にしか伝わらないけど、「おい あんた!!! ふざけたこと 言ってんじゃ…」「やめろ 真っちゃん!!!」とか、「お前は結論を急ぎすぎる」「その説明をする前に今の銀河の状況を理解する必要がある」級の語録がばんばん飛び出す。
最近連載順良い感じだから、是非続いてほしい……!
=====ここから18禁=====
◆『崩壊モラリティ〜変態的露出衣装の異世界転生だけど執事への恋を貫きます〜』(よよいのよい)
タイトル語られているシチュエーション通り、常識がえっちなのはえっち。
画が綺麗。
◆『プロトタイプロリータ』(40010試作型)
https://book.dmm.co.jp/product/4061200/b425aakkg00440/
大御所作家の単行本。
ロリだけど相手が弟なら本質的には年上もので、えっちなのはえっちなんです。
偉い人にはそれが分からんのです!
◆『姉季折々』(あきのそら)
https://book.dmm.co.jp/product/801655/b915awnmg00822/
淫乱ハーレム連作。えっちなのはえっちなんだよな。
◆『ミルクまみれ』(復八磨直兎)
https://book.dmm.co.jp/product/870352/b064bcmcm01473/
1話と最終話で主人公の性格が変わりすぎておもろい。
下品なのもえっちなのはえっちなんだよな。
◆『メイドと学ぶ商会経営 クールな彼女の愛し方 』(肥前 文俊)
https://www.amazon.co.jp/dp/4829664533/
最近読み直したので。
文章でもえっちなのはえっちなんだよな。