カードゲーマのすゝめ 天はカードゲーマの下に人を造らず
こんばんわんわん
sinoです。
知り合いがポケカを始めたので、カードゲーマの先駆者としていろいろ伝えているんですが、それならブログに纏めれば、誰かの助けになることもあるかもと思いまして執筆します。
アドカレのネタにしてもよかったんですが、あんまり興味ある人いなさそうなので……。(当日やる気がなければここのリンク貼っている可能性はある。)
割と専門用語が多くなったので、重要な部分で分からないワードがあればコメントください。
今会社で書いているので、帰ったら画像追加するかも。
書き始める前に私の来歴を以下に羅列。
・デュエマ
2015年のDS期の終わりからrev期くらいに小学生以来復帰。現在6年目。
デッキが50個くらい、一部除きプロモカードをコンプするくらいはまってる。
・ポケカ
SM期に流行ったときに少しやろうとした。
社会人になった頃からサポのSRの収集と環境は追っていて、2021年10月頃にプレイヤー参戦。C落ちまではルカメタをこする人になってる。
・遊戯王
生け贄召喚があった時代にやってた。火あぶりとかデッキに入れてた程度のデッキビルディング能力。
基本ルールは分かるが、スペルスピードとかまでいくと不明。(SSって書くとスペルスピードかシンクロ召喚か分かんなくないですか?)
YouTuberの動画見て、新テーマとか汎用カードはなんとなくわかる。
にじさんじの構築済みをスリーブ目的で買って放置……。
イラストは好きでちょこちょこ気に入ったのを買ってる。
・MTG
なんとなーく知ってる。難しいデュエマって印象。
こっちもちょこちょこコレクトしててプロモfoilの日本版覆いを裂く者、ナーセットのPSA9とかが部屋に飾ってある。
・その他
そ新規カードゲームがでればルールはさらうようにして、体験会とかあれば参加もしたり。(まほエルとか、ゲとか、ビルディバイドとか)
プレイヤーとして活動しているのはほぼデュエマだけになるので、マナー的な部分はもしかするとローカルルールのものもあるかもしれません。
以下目次
・カードゲームの始め方
・周辺準備
・大会に参加してみよう!
・デッキのレアリティを上げろ!(本題)
1.カードゲームの始め方
なにも分からないと思うので既プレイヤーに聞くのが一番てっとり早いです。
ルールについては公式が提供している動画とかサイト読んでみてください。(ルールブック読んでもルールが分からないゲームもあるが……。)
ルールを覚えたら次はデッキ。(三分クッキングみたいなノリで書いてますがそんな簡単に覚えられないと思うので、最低限押さえて実践が良いと思います。)構築済みデッキ的なのを買うのが良いと思いますが、安いのは大体対戦に堪えられないので、デュエマならクロニクルデッキと呼ばれるものや、ポケカならハイクラスデッキと呼ばれる高いものを買ってチューンしていくのがオススメ。
自分で組みたい!という場合は、公式サイトやショップで気になるカードを探してそれを主軸にしていけばいいですが難易度は高い。
廃プレイヤーに声を掛ければ汎用カードとかくれる人もいると思います。だいたい汎用カードはことあるごとに収録されて余るので(フェアリー・ライフとか使ってないので150枚くらいあると思う)。ポケカは特定のカードの依存度が高すぎるのでそうでもない。(私はデュエマやるならデッキでもあげるって言ってるんですが誰も始めてくれません……;;)
周りにプレイヤーがいない場合は、「○○(カードゲーム名) 優勝」とかでTwitter検索して出てきたデッキだったり、YouTuberの動画の構築をそのままコピーしてみるのがいいかな。YouTubeならデッキの使い方もわかる。まあ、カードゲーム経験がない人がソロで始めるのはハードルが高すぎるのであまりオススメはしないですが、新規で始まるとかなら全員スタートが一緒なのでまだやりやすいかな。
2.周辺準備
デッキを組めたとしても、そのままでは始められません。とりあえず必須の要素としてはスリーブ。あれば便利なものとしてはプレイマット。その他カードゲームによってはカウンターなど(ポケカならダメージカウンター(ダメカン)、どくやけどマーカー、コインなど。MTGならライフカウンターやトークンなど)。
①スリーブ
カードを守るものです。他の意味合いとしてはデッキの無作為化、つまり「このカードここに傷があるからあれだな」とか「このカードめっちゃ反ってるからキラカードだな」とかが分からないようにするということです。
スリーブの分類としては、インナースリーブ、通常スリーブ(キャラクタースリーブ)、オーバースリーブが大まかな分け方で、通常スリーブだけあれば無作為化は達成できるので、必須はこれだけです。
いずれも共通する注意事項として、同じ商品でも2つ以上の袋のものを混ぜて使ってしまうと製品の個体差によって「これちょっと短いな」となってカードが特定出来ることがあるので控えてください。
カードゲームによっては何重までと決まっているものもあるので、大会とかに出る場合は注意。(デュエマは三重まで。)
カードゲームのサイズとして、いわゆるミニと呼ばれるもの(遊戯王、バトルスピリットなど)とレギュラーと呼ばれるもの(ポケカ、デュエマなど)があるので、スリーブを買う際は気を付けてください。最初の内は店員に「これ○○入りますかと聞くといいかも」
・通常スリーブ
無地のものとキャラクターがプリントされているものがあります。基本無地の方が安い。無地のものはオーバーやインナーを使わない人が多い。
・インナースリーブ
カードにぴったりサイズのスリーブで、インナースリーブにいれたものを通常スリーブに入れてつかいます。
・オーバースリーブ
スリーブは使っているとすぐ痛むので、お気に入りのキャラクタースリーブを守るのがメインの要素。
②プレイマット
机の上に直接カードを置くと取りづらくなるのでそれを防ぐもの。最近だとデスクマットとして売ってたりする場合もある。
必須ではないですが、あった方がやりやすいんじゃないかなと思う。
③カウンターなど
各カードゲームのルール解説なんかを参考にしてください。大体サイコロで代用可能だと思う。(サイコロで代用する際は、20面とかを使うと安定感がなく事故につながる可能性が高いので6面がいいと思います。)
3.大会に参加してみよう!
ルールも覚えて、デッキも準備して、周辺準備もできたなら大会に参加して色んな人と対戦してみたくなると思います。別にコミュ力つよつよならその辺の人に声かけてフリー対戦で楽しんでもいいです。
それぞれの公式サイトに大会のページがあると思うので、それを調べて近所の大会に出てみましょう。大体参加費が掛かって、お店によって現金いくらだったり、パック1つ購入とかです。パック買う分にはいいですが、単純に参加費取られるだけだと少し懐が痛むので、エントリー前にお店の人に参加費について聞いてからエントリーするのが良いと思います。個人的には現金300円以上だと高いイメージで500円とか言われるとじゃあいいですってなります。もちろんお店の視点で考えれば場所と人件費を提供しているので多少持って行くのは妥当ですが。お店によっては最後に参加賞としてパックを配ってくれたりするので、その辺もヒヤリングするといいかも。
大会ではスコアシートを書かないといけないことが多いので、ペンは持ち歩いておきましょう。
①対戦前後の注意事項(箇条書きします。ものによっては競技度が高い大会での注意事項も含みます。)
・相手がいてこそのゲームなので紳士的なプレイを心掛けましょう。対戦相手に中指を立てたりしてはいけません。
・開始時と終了時は挨拶をしましょう。
・身だしなみは整えましょう。お風呂にははいってください。
・ご時世的にも相手のカードをいきなり触るのは止めましょう。テキストが分からなければ「テキストみせてください(見ていいですか)」と声をかけます。墓地なんかも同様です。
ハンデス(手札破壊)する場合も触れない方が良いです。
・対戦準備が終わったら携帯を見るのは止めましょう。極論、仲間を対戦相手の後ろにたたせて初期手札を送ってもらうとか出来ますし、公開領域(エクストラデッキ的なもの)があるカードならそれについて調べたりもできるので。対戦中に通知でアドバイスとかもできるので、対戦中はマナーモードにしておいてください。
・イヤホンをするのは止めましょう。首にかけるのもあんまりよくないと思います。これもイカサマしようと思えば出来るよねってことです。
・シャッフルは2種類以上の方法を行いましょう。積み込み防止用です。シャッフルの種類についてはまんま「シャッフル 種類」とかで調べてください。ディールシャッフルは比較的積み込みやすいので、ディールで終わらせるのは控えた方がいいです。
・シャッフル時はデッキの底が見えるような位置感でシャッフルしないようにしましょう。
・机より低い位置に手札を移動させないようにしましょう。すり替えなどが考えられるので。
・シャカパチ(手札を音を立てながらシャッフルする行為)は極力控えましょう。特に相手のターンは思考の妨害されてしまう人もいるので。
・山札からカードを持ってこれる系の効果で山札をみたときに、固まってるカードをばらす行為は控えましょう。固まってるのも含めて無作為状態なので。
サーチするカードだけ動かすのがベスト。
固まっていて気になる場合はその後のシャッフルを念入りにする分には問題ないです。
・上記で色々書いていますが相手を疑って掛かるのは止めましょう。
・物体を伴うものなので、ドローをするときにひっついてきて2枚目も見てしまったや、シャッフルするときに弾いて表向きになってしまったなどには寛容でいましょう。(勝ちしか考えないなら追い詰めることもできますが、それが楽しいと思うならそうすればいいと思います。)
・相手に中指を立てたりしてはいけません。
・暴言を吐いてもいけません。
・試合時間は両者に平等に分配されることがベストなので、出来る限りスムーズなプレイを心がけましょう。ただ、早すぎると相手に何しているか伝わらない場合もあるのでよい案配で。
4.デッキのレアリティをあげろ!(宗教の話)
恐らくほぼすべてのカードゲームにおいて、同じテキストのカードでも種類が様々あると思います。(レアリティの違いやシークレットバージョン、プロモなど)
デュエマだとテキスト使うだけなら200円くらいだけど、30万円くらいするカードも存在したりします。
さて、少し話題は変わりますがポケモンゲームにおいて3値というものがあり、同じポケモンでも強さが違うのは有名な話だと思います。具体的には種族値(ポケモンの種類ごとの能力の設定)、個体値(それぞれのポケモンごとの才能のようなもの)、努力値(それぞれのポケモンごとの経験の量)の3つでこれはカードにおいても存在します。
種族値はそれぞれのテキストの純粋な強さですね。カードパワーと言われます。
個体値は先ほど言ったようにレアリティのことです。レアリティが高いものほど強くなります。
努力値はなつき度みたいなものですね。使い込むほど必要な時に引けて実質的に強くなります。アニメの主人公が必要な場面で必要なカードをドローできるあれですね。
僕はヘブンズ・ゲートのデッキで大体どのカード引くかなんとなく分かります。(無意識下で作為化が起こっているイカサマなのでは?)
ということで、種族値と努力値はあまり気にしなくてもいいですが、やはり個体値は妥協できなくなるわけですね。「レアリティを上げてから、目に見えて勝率があがりました!」「レアリティを上げてみたところ、冷え切った夫婦仲がみるみるよくなって、家族がふえました!」など絶賛の声多数です。
信じてない人は一回だまされたと思って、レアリティを上げてみてください。モニタの前で批判だけしている人間は何にもなれないよ。
さて、ちょっとだけ真面目な考察をしておくと、レアリティを上げる人はそのデッキを使い込んでたりそのカードをやりこんでいるので、強い人が多いという可能性はあります。(生存者バイアスみたいなものですね。)
また、非常に効果なカードを使うことで、対面が動揺してプレイミスが発生するという可能性もあります。意図的にやると非紳士的行為かもしれません。
高レアリティのカードは視認性が高いものが多いので(そうでないものもある)、円滑なプレイに繋がり、思考リソースをプレイそのものに割ける割合が高くなるということもあるかもしれません。
重要なカードだけレアリティを上げて視認性を上げて円滑なプレイを実現するというテクニックもあります。(主にポケカの文化だと思います。)
※カードの種類に関する細かなテクニック
基本的にデッキ内のカードのバージョンは揃えた方が相手に与える情報量が少なくなるので、突き詰めていくならば極力揃えた方が良いです。
例えば、相手に見せてカードをサーチして、そのカードを使うときに手札に元からあった別バージョンの方を使ったとすると、相手にもう1枚手札にあるという情報を与えることになります。また、同様に何らかの効果で墓地などにあるそれらが非公開領域(山札など裏向きの状態)に戻って再度手札に加わって使用する場合でも、バージョンが別だった場合は、まだ該当する非公開領域にあることがわかります。
逆に、デュエマなどの山札の内容を確認する手段が乏しいカードゲームにおいては、あえて別バージョンを使うことで、山札に戻ったカードと引いてきたカードが同じかどうか判別してプレイを決めるというテクニックもあります。
更に細かい観点でいうと、相手がばらばらのバージョンを使っている場合は、手札に別バージョンで複数枚合った場合恐らくレアリティの高い方から使うプレイヤーの方が多そうなので、ノーマル版を使ったのならもう1枚手札にある確率が少しだけ下がる可能性を考慮できたりします(逆手にとることもできますが……)。これは麻雀で白發中をどの順できるかみたいな話ですね。リュウイーソーを考えて發からきる人が少しだけ多いかも……みたいな。
だいぶディープな話になってきたので、この辺で終わりにします。気になることとかあればコメントいただければ、加筆または新規執筆します。